偽サイト・詐欺サイトが蔓延!見分け方は?
NEWS23(11月30日放映)でも取り上げられていた、偽サイト。この手のサイトの被害が拡大しているようです。
偽サイトや詐欺サイトというと、TOPページでだいたいわかりやすい雰囲気でした。そしてだいたいは連絡先が不明慮でカタコト日本語。
ブランドも偽ブランドばかり。この手のサイトに支払いをすると、音信不通のままお金も戻ってきません。
巧妙化する“偽サイト” 「謎だらけ」新たな被害も(TBSニュース)
(TBSNEWS記事参照)
ここ最近の偽サイトは作りはどこにでもあるような、ショッピングモールです。普通にパッと見ると、色々な商品を取り扱っているお店だと感じます。
日本語もおかしいところは無い。サイトで必要な表記(個人情報の取り扱い・プライバシーポリシー・特定商畝医者表記等)も記載されています。電話番号や代表者(運営責任者)等も記載されています。
以前はこのあたりの表記が明らかに海外だったり、不明慮な事が多かったのですが、そのあたりがしっかり記載されている。商品の紹介・内容も正確。そして以外とニッチな商品を販売していることが多いです。
ニュースでは、電話をしてみることが一番だと言っていました。
ネット通販を利用される方は電話等煩わしいと思っている方も多く、気軽に自分のタイミングで買い物できることがネット通販の利点なので電話をする人も少ないかもしれません。
ではどうやって見分けたらいいのでしょうか。
偽サイト見分け方のポイント
①やはりどこかで日本語がおかしい
国内で作成したサイトであるならば、日本語の表記がおかしい、誤字脱字はほとんどありえません。(たまにありますが)単語の間違いもありますが、文章的にやはりおかしいと思うところが散見できます。
サイトで買い物尾をする際に「? なんか文章がちょっとでもおかしい」と思うところがあれば疑ったほうがいいでしょう。
さらに、テンプレートな文章が多いので、まったく愛嬌がない、心がないというか単調な文章であることが多いです。高額な商品を扱っているのであれば、それなにり売り手の顔が見えるように工夫がなければ
そこで買おうとは思わないでしょう。
②カテゴリがバラバラで商品点数が多い
おそらく、検索キーワードでそのサイトに訪れてしまう方が多いようです。これは他のサイトからAPIか何かしらで商品を表示、つまり商品画像や商品の紹介文は全てまるまる引用しているので、商品と商品の詳細文章は本当なのでしょう。
ただ、偽サイトの扱っている商品をみると、カテゴリがかなりバラバラなのがわかります。化粧品を売ってるかと思えば楽器を売っていたり、またニュースでもあったように車のパーツを扱ってたりします。
多少様々なカテゴリを扱っていたとしてもこんなにふり幅の広い商品を扱っているのはおかしいと考えるべきでしょう。そして偽サイトでは、扱っている商品が同じだったりします。Aの偽サイトがあれば、Bの偽サイトも扱っていたりします。
③会社概要が地方であることが多い
東京都内にある会社というより、地方であることが多いです。これはニュースでもあったように他社の会社概要をそのまま転載しています。ただし、メールアドレス等、違う点もあります。
掲載された側は大変な迷惑をこうむっているはずです。あらゆる商品の問い合わせやクレームが多いはずです。
④ 支払い関係が銀行振り込み
偽サイトでは後払いは絶対にありません。何故なら商品が届かないからです。そしてクレジットカードをよそおっているところは、どうやら銀行振り込みに誘導するようです。
ネット通販が後払いやクレジットカード決済を導入するにしても与信があります。これは結構時間もかかりますし、審査もあるので簡単に設置できるものではありません。
偽サイトや詐欺サイトはこれらの支払い方法を導入することは難しいはずです。そもそもネット通販で銀行振り込みだけ、のところは買わないほうがいいでしょう。
⑤商品の値引きが他の所よりも2、3割安い
この金額設定が結構騙されるのかもしれません。めちゃくちゃ安いわけではなく、多店舗よりも2割~3割安いといった値段設定をしているところが多いです。
例えば、100,000円の商品があったら、他店舗では2割近く安くなってて、88,000円。しかし、偽サイトでは6万前後~7万円で販売しています。
恐らく商品画像も引用しているので、まったく同じなのに、金額が安い。この安さが「これだけ安いのだから、ちょっとこのお店怪しいところもあるけど、買ってみようかな。何よりお得だ」という
感覚を持ってしまうかも知れません。
けど、思ったはずで。「ええ?なんでこんなに安いの?」と。
それはそうでしょう。偽サイトですし、売ってないから安いです・・・・ですがそれに気が付かないと、
「何か特別な仕入れルートがあるのかもしれない」等と前向きに考えようとします。もう危険です。人は欲しいと思うと、あるタイミングからあらゆる事を肯定していきます。
一般的に販売している商品で、このサイトだけ劇的に安い!!だなんてありえません。その値段は幻です。
はやる気持ちを抑えて、問い合わせ
電話するのはちょっと抵抗がある、という方も多いと思います。ただ、偽サイトではだいたい問い合わせ用のメールフォームも設置してます。
だいたいフリーメールでの問い合わせが多いのでそれても気になればメールで問い合わせをしてみてください。恐らく返信はありません。
まとめ
電話で問い合わせが一番ですが、メールで問い合わせ、あとは銀行振り込みという支払い方法、振り込み先が個人宛など不信なヶ所があれば絶対に買わない事です。
あとドメインも国内であれば、信用のおけるドメインは.jp、co.jp ,comや.net あたりです。よくわからない文字列のドメインを商用として使う訳がありません。
見た目は普通でも、これらの事に注意して見抜いていただければ幸いです。